教え子から長崎の贈り物 - NPO法人まなひろ

教え子から長崎の贈り物

とても嬉しいこと。

癒し系の教え子くんから、贈り物をいただきました^^

修学旅行で長崎に行ったそうで・・・

 

はやく言ってよ~(笑)

という気分。

 

昔、島原鉄道に乗って加津佐まで行ったり、雲仙普賢岳の噴火跡を見てショックを受けたり、

諫早の海がある壁によって、漁業や農業を営んでいた人達にダメージを与えたり、

子どもの頃の記憶が、残っている土地です。

 

思い出というか、悲しい出来事というか、

孤独というか、定めというか。

 

誰にも気づかれない様に、トイレの壁に何度も何度も頭を自らぶつけて死のうとした祖母の姿を

見てしまい、私は涙を流して外に出ようとした。

その時、祖母が後ろから私を抱きかかえて、大涙を流して、

「生きるんだよ」って。

祖母の顔は、ふるえて悲しい表情だった。

 

「おじいちゃん」と私が呼んでいた人は、実は、本当のおじいちゃんではなかった。

ただ、私が傷つかない様に「おじいちゃん」を演じていたと後で気づいた。

 

長崎。

 

JR九州の「かもめ」に乗って、肥前鹿島から諫早へ行く時、

私は涙を流すと思う。

 

思い出の土地は、もうない。

 

180524キャラメルカステラ2018年5月24日 本田裕之

コメント

タイトルとURLをコピーしました