子どもの居場所を考えると

ずっと残ってほしい居場所づくりへ

子どもたちと接していると、考えさせられることがたくさんある。

最近、ご家庭の事情でお休みをされている子がおり、

「どうしてなのかな・・・」と心配になり、

連絡をしてみました。

「行きたくないわけではない・・・今、家族が・・・」

どのご家庭にも様々な事情があり、学習支援にくることができない状況がある。

特に、外国につながる子から、その理由を聞くことが難しい。

それだけ、日本語を使うことが大変だから。

『必ず行きたい場所だから』

その言葉を聞いて、ホッとした気持ちといいますか、涙が出てきました。

今は休む事情があるけれども、必ず戻ってきたい居場所。

大人数で集まる場所が、居場所とは限らない。

学校で、グループに入れない子どもたちに寄り添っていくのが、

当法人の使命なのかもしれない。

必ず子どもたちがくる。

ゆっくり休んで、楽しんで、勉強して、スッキリして、自宅に帰る。

たまには、公園で遊びたい。

たまには、みんなでどこかに遠足に行きたい。

すべての要望を聞くことは難しいかもしれないけれど、

一つ一つ、できることを増やしながら、今後、みんなで一緒に過ごすことができる

ゆったりな居場所を維持していきたいと思う。

たくさんの子どもたちが遊ぶ場所も大事。

そこに行けず、悲しんでいる子どもたちを休ませる居場所も大事。

それが、それぞれの子どもの居場所であればいいのだと感じた一日でした。

関連記事はコチラ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください