設立趣旨書 - NPO法人まなひろ

設立趣旨書

設  立  趣  旨  書

1.様々な文化と人間性があふれる地域のなかで

近年、横浜鶴見の湾岸地域を中心に、多種多彩な「ことば」と「文化」が交流する地域になってきており、その地域で生活する人々の間では見えない垣根が生じ、思ったとおりに物事が進まなく、社会生活に支障をきたし、暮らしの困りごとが滞りなく相談できる場が消えつつあります。また、障がいを抱え込み支援を求めようとしても、その人たちを受容できる場を見つけることが困難になっております。これは気風ごとにできているコミュニティとの間で「情報」の行き来が難しくなってきたからだと考えられます。その「情報」の伝達を心地よく住民ができるようになるためには、人と人との違いをまなび、受容することができるようになることが大切だと考えられます。近隣の人たちがお互いを知ることで、より良い暮らしができると感じております。

2.人と人との違いをまなぶことで

そのような中で、障がいを持っている人・ひとり親の子・外国につながる子からの助けの声に応えるために学習支援のみならず、些細な生活上の相談を傾聴し共に解決する術を学ぶといった包括的な対話を行うことで、人と人との絆が深まることを、体験してきました。そして、同じ目的や意思を持った人たちが集まり、任意団体としての活動が広がっております。今後は、より地域の人と連携をとり、人と人との違いを把握した上で「お互いの強み」を発揮できる場をひろげていきたいと思っております。その場をより一層広めていくためには、今後も継続的に支援をできるように発信をしていかなければならないと感じております。

3.特定非営利活動法人の立ち上げにあたって

今回、法人として申請するに至ったのは、任意団体として実践してきた活動をさらに地域に広め定着させ、永続的に支援を行うためには、地域行政や関連団体との連携を深めていく必要があるからと考えたからです。そのためには、社会的に認められた公的な組織にしていくことが、最良の策と決断しました。また、当団体の活動が営利目的ではなく、多くの人々に参画していただくことが不可欠であるという点から特定非営利活動法人格を取得するのが最適であると考えました。

よって、特定非営利活動法人まなひろを設立します。

 2019年2月8日

法人の名称  特定非営利活動法人 まなひろ

設立代表者   木村 裕之

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