あれから8年、あの子は - NPO法人まなひろ

あれから8年、あの子は

先日、学習支援の卒業生の子とお話する機会がありました。
彼が、学習支援を利用し始めたのが、中学2年生の時。
そして、今、その子は大学4年生となって、オンライン講義をメインに学業に取り組んでいます。

春は新型コロナウイルスで、家から出ることが難しくなり、そして、夏は暑い日が続いているので外出がほとんどできていない状況のようでして。

ただ、彼は心疾患を持っており、少しの風邪や病気が命とり。

「今、友達と遊びたい?」

「カラオケ行きたい!」

でも、行くことができない。
その代わり、彼は、以前の彼ではなく、「仕方ない」という気持ちになれるぐらいゆとりを持って、生きているなと話しをしていて感じました。

もし、今、彼が中学生か高校生だったら、どうしても「やりたい!」という気持ちが強くなって、無謀な行動に出たかもしれません。

勉強に精を出して、単位をしっかりとって、
今年度、無事に卒業できることを願ってます。

気持ちを受けとめることが大事

ちなみに、明日(8月17日)から学校がはじまりますね。

「つらい」「学校に行きたくない」「いやだ」

そのような言葉がもしかしたら飛び交うかもしれません。

もし、そのような言葉を子どもが発したら、「そうだね。つらいね」と受けとめてあげてください。

受容してあげてください。

気持ちを受けとめてくれる大人がいることを知るだけで、子どもは安心すると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

暑い日が続きますが、皆さまお身体ご自愛ください。

理事 木村裕之

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