横浜市鶴見区流域の学習支援・ピアサポート活動の団体|まなひろ

130のぬいぐるみ


私は母子家庭の子のところにも学習支援に行く事があります。

値段は超格安ですが。

なぜかというと、私自身も母子家庭(?)といいますか、

親と普段会うことなく、小学生から過ごしていましたから、

母子家庭の子の気持ちがなんとなくといいますか、

モロにわかっちゃう事があります。

私もそうでしたが、その子は、朝起きると、

布団の周りに置いてある130匹程のぬいぐるみ全てに声をかけるのです。

で、130匹のぬいぐるみ全てに名前がちゃんとついています。

「おはよう!なつきくん。今日は寒いね。」

という具合に、130匹のぬいぐるみに挨拶をするのが習慣なのです。

 

私も「ぬいぐるみ」や「人形」、「キーホルダー」とかに名前をつけて、

一人孤独な時に、名前を呼んで、話かけていました。

 

その子と私の共通点で、話た事があるのですが、

「ありのままの自分を認めてくれる存在」がずっといなかった。

だから、「ぬいぐるみ」に「名前」をつけて「話」をするのを、

当たり前のようにする。

 

私は、昔、自分が病んでいるという認識は無かったが、

今考えてみると、ものすごく病んでいたなと感じている。

 

あと、その子と私の共通点は、母親から、頻繁に「死ね!」「死ねばいいのに!」と口癖のように

言われている事。

 

「心」はマヒする。

そして、一番心配しているのは、その子が同じ事を自分の子にしない事ができるかどうかだ。

なにを言っても、「子どもは親の背中を見て育つ」のである。

母親の真似をして、その子の子どもに、その子育てをしていたら、

その子自身も後悔すると思う。

なぜなら、自分が経験した事は、はやく「しまった!」と気づいて悩んでしまうからだ。

幸せになってほしい。

今は、どん底かもしれないけれど、死ぬ方法を考える癖をできるだけ無くして、

「楽しく生きてほしい」

もう、それ以上、傷を受けてほしくないから。

本田裕之

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「医療・教育」を通して10年以上現場で活動している。個別指導には定評があり、学習とカウンセリングを組合せながら授業をするのが得意。不登校の子や障害をもっている子等、区別せず「人と人が向き合ってお互いを認め合う」教育方針で教育活動を続けている。親御さんから電話を受けカウンセリングを行い、次につなげるスモールステップ方式で成長を長いスパンで見守るのを重視している教育者。

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