音韻認識のトレーニング

聞くことに困難さがある子への学習支援

学力の指導において「聞く」領域で困難さがある子への学習支援方法をまとめてみました。

どんな困難さがあるか

「聞く」領域で困難さがある子の特徴として、

  • 聞き間違いや聞き落としがあること
  • 聞き返しが繰り返しあること
  • 雑音が多い場所で、必要な情報を聞き取ることが難しいこと
  • 聞いたことをすぐに忘れること

があげられます。

どのような配慮やトレーニングが必要か

そのような子へは、どのような配慮やトレーニングが必要でしょうか。

話しかける速度をゆっくりにしたり、一度に伝える量を少なくしたり、

また、声の大きさを変えることが大事です。

もし、耳から入る情報が苦手であるのならば、視覚情報(絵やカード)を使って、伝えることも一つの手かもしれません。

では、耳からの情報をできるだけ的確に習得するには、どんなトレーニングをする必要があるでしょうか。

例えば、「りんご」という言葉について考えてみましょう。

「りんご」「り」「ん」「ご」3つの音から成り立ち、そして「り」「ん」「ご」という順序で成り立つ言葉です。

そこで、「り(手拍子)」「ん(手拍子)」「ご(手拍子)」と、1音ごとに手拍子を打ちながら話しかけ、手拍子の音とともに、区切りを提示するトレーニングがあります。

また、「しんぶんし」という単語で、「3番目にくる音は何?」とクイズを出し、「ぶ」と答えを導くことや、「しんかんせん」という単語から指定された位置の音韻を取り除いて発音させる(例えば、2番目の音をとると「しかんせん」になる)トレーニングもあります。

音韻認識のトレーニングはこれ以外にもありますが、もし「聞く」ことに関して、苦手意識を持っている子がいらっしゃいましたら、ぜひ、上記であげたトレーニングを試してみてはいかがでしょうか。

普段の学習支援を行うにあたって、参考になっていただけたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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